面接を受けよう
介護業界では、人手不足が騒がれています。介護施設側も、活躍できる人材をすぐにでも採用したいと思っているのです。とは言え、やはり誰でも良いということはありません。やる気や意欲に満ちた人材を求めています。そのため、面接が重要となるのです。面接には、様々なポイントがあります。このポイントを知り、転職成功へとつなげていきましょう。まずは、等身大の自分を把握できているのか、志望動機に反映できているのかが大切です。
基本的な質問項目
面接では、採用担当者からいろいろな質問を受けることになります。よく質問をされる内容として、志望動機や自己PR、退職理由があります。基本は、ネガティブな印象を与えないことが大切。
長所と短所は、自分自身を理解しているか確かめるための質問になります。特に短所は、あまり正直に答えないことです。長所の裏返しとなるような回答の仕方にすることが大切です。志望動機は、応募先が自分の価値観に合っていることを伝える回答を用意しましょう。応募先の仕事内容など、自分の経験を今後さらに高めていけるようなポイントを探して良い印象を与え、自己中心的な回答は避けましょう。「自分を採用すると、こんなメリットがあります」ということをアピールしなければなりません。転職理由については、採用においての重要な判断材料になります。人間関係や職場への不満などはネガティブな印象を与えるので避け、成長の見込みがあることを伝えます。ポジティブな印象を与え、転職を成功へつなげましょう。職務経歴も、人間性とスキルの良い判断材料となります。特に介護職としての経験は、今までの仕事における価値観を評価し、入職後の期待につながるため、きちんと伝えられるようにしておきましょう。
残業や夜勤を問題なく対応できるかの確認もあり、入職後のトラブルを避けるためにも正直に伝えます。残業や夜勤はできなくても、それ以上の採用メリットがあることを感じさせれば、結果を残せるでしょう。
将来的な質問項目
基本情報の確認が終われば、次に面接で重要となる将来に対する質問です。これまでの経験で培ったスキルと、働きたい意志を強く訴えられる場面です。将来のキャリアビジョンが上手く描けてなければ、入職後にミスマッチが生じ、お互いに残念な結果となってしまいます。正直に意向を伝え、ニーズとマッチするかの擦り合わせが必要になってきます。また、自主性のない回答はネガティブな印象を与えます。そして、曖昧なニュアンスは相手に不安を与えるので、そのような発言は避けた方が無難です。
さらに希望の報酬額についても、現報酬を伝え、正確な数字を申告しておきます。常識範囲内であれば伝えても問題なく、ライフイベントなどの具体的な理由も添えると良いでしょう。